水栓蛇口の選び方と設置、最適な洗面カウンターの高さ - アイエムLaseek
「洗面ボウルに合わせる水栓金具の選び方は?」「設置方法は?」「洗面台の高さは?」
---多くの現場の洗面空間づくりのお手伝いをしてきた当サイトから、知っておくと便利な情報をお伝えします。理想の洗面空間づくりにお役立てください。
水栓の選び方 - ①タイプ別
水栓蛇口の選び方と設置位置については、一緒に使うボウル(洗面器・手洗器)によってほぼ決まります。
洗面器(洗面ボウル)用水栓
洗顔の目的で使用するので、お湯が出る混合水栓をお選びください。
LLC-B-265:混合水栓(ショート)
LLC-B-260:混合水栓(ロング)
LLC-HCL-1040-3-8:混合水栓(ショート/3穴8インチ)
手洗器用水栓
手洗器についている水栓取付穴がφ25㎜前後の場合は、単水栓をお選びください。
手洗器についている水栓取り付け穴がφ35㎜前後の場合は、混合水栓をお選び下さい。或いは水栓穴変換アダプターを利用して単水栓をお選びください。
水栓の形状は、主にショートサイズとロングサイズの2種類です。ボウルの仕様により、水栓蛇口が異なります。
ボウル形状:水栓直付けタイプ / 埋め込みタイプ
「ショートサイズ」の水栓金具をお選びください。
LLC-B-123(水栓直付け):ショート(混合水栓)
LLC-B-1120(水栓直付け/埋め込み):ショート(混合水栓)
HCL-SEB-002(埋め込み):ショート(単水栓)
ボウル形状:置型タイプ
「ロングサイズ」の水栓金具をお選びください。
水栓の選び方 - ②吐水幅と吐水高(スパウト高)、設置する位置
洗面ボウルに合わせて水栓蛇口を選ぶ際、気を付ける点は以下の2つです。
吐水高と吐水幅
水栓金具の図面に水が出る位置の吐水高と吐水幅をご確認頂けます。
例の図面によると、吐水高は225㎜で、吐水幅は140㎜です。
ボウルの高さが吐水高よりも低い場合、手を洗いにくくなります。
またボウルの大きさが吐水幅に比べて小さすぎる場合、水はね等の問題が生じます。
アイエムでは、以上の点を踏まえて相性の良い水栓金具のご提案をしております。
☆スパウト高:吐水高と同様で「水栓を設置した時の、カウンター上部から吐水口までの高さ」です。図面の225mmにあたります。

洗面カウンターの最適な高さと幅
洗面台・カウンターのサイズについて
洗面台やカウンターのサイズは、設置場所のスペースやお使いになられる方の使いやすさを考えて決定します。
チェックしたいポイントの例
- スペース的にどこまで場所をとれるか?
- 収納する位置に手が届きやすいか?
- 手を伸ばして掃除がしやすいか?
- 洗顔時に無理のない位置にあるいか?
幅(間口)について
一般的な幅は、600mm、750mm、900mmです。コンパクトな幅は500mm、広々使いたいなら1000mm、1200mmで考えても良いでしょう。設置する場所の横幅に合わせて選びましょう。
奥行きについて
400mmから600mmの間が一般的です。
高さについて
床から洗面ボウルまでの高さは750mm、800mm、850mmが一般的です。 ボウルをカウンター置きで設置する場合は、床からボウルトップ迄の高さで考えます。

お使いになる方の身長を目安に考える
以下、身長による使いやすい洗面台の高さです。お子様がいらっしゃるお宅では成長に合わせて踏み台をご用意して下さい。
洗面台高 | |
750㎜ | 身長 155㎝ |
800㎜ | 身長 165㎝ |
850㎜ | 身長 170㎝ |